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分析事例

キャンペーンLP流入後のユーザ行動の検証とコンテンツ改善

■この記事でわかること
・キャンペーンの予約数が想定より少ないのでUGを使って検証してみた
・キャンペーンのコース内容がうまく伝わっていなさそう
・併用可能な別キャンペーンの存在が気づかれにくい

対象サイト・検証したい施策

エステサロンの予約サイトで実施している、「全身お得キャンペーン」のLP

状況・課題

エステサロンの予約サイトでは様々な内容のキャンペーンを展開している。

直近ではLINEのお友達登録で施術費用が10%OFFになる「LINE登録キャンペーン」と、新規ユーザ向けに全身エステコースを半額で予約できる「全身お得キャンペーン」を実施している。

「全身お得キャンペーン」経由での予約数が想定よりも伸び悩んでいるため、キャンペーンLPを閲覧したユーザがどのように行動しているのかを把握し、改善点を探りたい。

気になっていたこと・観察する前の想定

  • エステを受けたことのないユーザの場合、全身エステコースがどんな内容なのかイメージしづらかったのではないか?
  • 「LINE登録キャンペーン」と「全身お得キャンペーン」は併用できるが、ユーザはそのことに気づいていなかったのではないか?

観察テーマ

キャンペーンLP経由でサイトに流入したユーザはスムーズに来店予約できているか?つまづいているポイントがないか?

ユーザの抽出方法

コンバージョン

店舗予約
※コンバージョン属性で「予約名:全身エステコース」も指定

行動絞り込み

流入経路
・入口ページURL→「全身お得キャンペーンLP」のURL

↓ 全ての訪問

コンバージョン
・コンバージョン→「店舗予約」
・コンバージョン属性→「予約名:全身エステコース」

観察結果

気になるユーザ行動 1

キャンペーンLPに流入してページをしばらく見た後、「コース一覧」ページに移動して「全身エステコース」や「顔コース」の詳細ページを何度も行き来している。

(「顔」のエステに興味があるユーザだが、今回のキャンペーン対象だった「全身エステコース」には「顔」が含まれているのかが分からなかったのかもしれない。実際には含まれているので、「全身エステコース」に含まれるパーツの説明をもっと分かりやすくしたほうが良さそう)

気になるユーザ行動 2

キャンペーンLPに何度か流入した後、キャンペーンを適用して来店予約。その後、トップページに戻ったタイミングでたまたま 「LINE登録キャンペーン」を見つけている。

(キャンペーン情報はトップページに集めているため、下位ページに流入した場合、他のキャンペーンの存在に気づいていないケースは多そう。このユーザはキャンペーンLPを何度も見に来ており予約するか迷っていたようだが、「LINE登録キャンペーン」が併用できることを早く知っていれば、もっとスムーズに申し込んでくれた可能性がある。「全身お得キャンペーン」のキャンペーンLP内でも「LINE登録キャンペーン」も併用できることを訴求したほうが良さそう)

発見点まとめ

  • 「全身コース」にどんな部位が含まれるのかが伝わっていない可能性がある(特に「顔」コース)
  • 併用可能なLINE登録キャンペーンの存在に気づきにくい

改善案

  • 「全身お得キャンペーン」ページのエステコース説明の部分で、「全身コース」にはどの部位が含まれるのかが伝わるようにする
  • 「全身お得キャンペーン」ページ内で、LINEのお友達登録で更に割引になることを明記する
松田朋子
めざせ1兆スマイル社会!前職ではIR関係のコンサル会社にて企業経営を支援。「ユーザ中心」な世界を目指す理念に惹かれビービットに入社。USERGRAMのユーザ企業様・その先のユーザの皆様の笑顔が増えていくことを願って、「ユーザ中心」で精いっぱいご支援いたします。発酵食にハマり中。