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分析事例

週末のメルマガ配信時間の検証と改善

2019.06.03

対象サイト・検証したい施策

雑貨を中心に扱うECサイトが会員向けに毎日配信しているメールマガジン

状況・課題

サイト集客・商品購入の施策として、新商品に関するコラムを毎日21時に会員向けにメールで配信している。
メルマガからの記事流入数を曜日別に見ると、月曜から徐々に数値が低下し、金曜が最低値になっており、土曜と日曜の数値も伸び悩んでいる。
金・土・日はメルマガ配信時間を変えてみる、などの対策を検討しているが、現時点でのユーザ行動の実態を知りたい。

気になっていたこと・観察する前の想定

  • 金曜は飲み会などの予定が入りやすく、習慣通りの時間ではメールやサイトを見る時間がないのでは?
  • 土曜・日曜も、前日のメールを昼間に見ているのでは?

観察テーマ

金~日曜はどんなタイミングでメルマガから記事を閲覧しているのか?平日と閲覧タイミングが異なるのか?

ユーザの抽出方法

コンバージョン

商品購入

行動絞り込み

流入経路
・入口ページURL→「メルマガに掲載している記事」ページのURL

観察結果

気になるユーザ行動

金~日曜を含め、曜日を問わずにユーザごとに決まった時間帯(主に夜)に記事を閲覧していることが多い。
たまに、土日は昼に閲覧していることもあるが、かなり少ない。

(週末は閲覧タイミングが違うと思っていたが、曜日による違いはなかった。「寝る前に見る」などと決めている場合、他の予定の影響は受けづらいのかもしれない。また、毎日決まった時間にメルマガ配信された方がユーザにとって覚えやすくメディアの認知度が上がりそう)

発見点まとめ

  • 金~日曜の記事閲覧タイミングは、月~木曜とは異なると思っていたが、ほとんど差がなく、だいたい決まった時間帯に記事の閲覧しているユーザが多い
  • 土日の昼に閲覧していることもあるが、頻度は高くない

改善案

  • 曜日問わず記事閲覧タイミングにはあまり差がなかったので、配信時間の変更は行わない(週末の流入数落ち込みについては、メルマガの内容を変えるなど別の打ち手を検討する)
左貫雅透
「顧客の成功」=「最大のモチベーション」!前職ではSaaS比較メディアでカスタマーサクセスに従事し、顧客志向の重要性を強く実感しました。USERGRAMに出会い、顧客体験を通じた成果実現を広くご支援していきたいと思いbeBit参画。ツールの枠を超えて価値提供できるよう奮闘しております!趣味は野球です!