対象サイト・検証したい施策
子ども向けの通信教材を扱うサイトで、資料請求をしてくれたユーザ向けに実施しているメールマガジン
状況・課題
資料請求をしてくれたユーザを申込みにつなげるため、メールマガジンを隔週で送付している。
資料請求した教材の紹介や、営業色の薄いコラムなど様々な文面で送付しているが、どのように読まれているのかを把握し、改善につなげたい。
気になっていたこと・観察する前の想定
- 資料請求後にメールマガジンを見たユーザは、すぐに申込みをしているのか?それとも複数のメールマガジンを見た後に、ようやく決断に至っているのか?
- 営業色の薄いコラムは申込み獲得には直結しづらいが、どう読まれているのか?
観察テーマ
資料請求ユーザ向けのメールマガジンは、申込み獲得にどう役立っているのか?
ユーザの抽出方法
コンバージョン
申込み
行動絞り込み
サイト内のページを閲覧
・サイト内URL→「資料請求ユーザ向けメール内のリンクに付与したパラメータ」を含む
↓ すべての訪問
コンバージョン
・コンバージョン→「申込み」
観察結果
気になるユーザ行動 1
資料請求から4ヶ月後に申込み。その間、メールマガジン内のコラム記事への流入を繰り返している。
(営業色が薄いコラムは申込みへの直接的な効果は薄いが、長期的な関係性の維持には役立っていそう)
気になるユーザ行動 2
資料請求後、メールマガジン経由で教材紹介ページは何度か再訪。2ヶ月ほど経った後、新教材のお知らせを見て申込み。
(気になってはいるが決めきれていないユーザには、様々な切り口で教材紹介をしたり、キャンペーンや新教材のお知らせをきちんとしていくことで申込みの後押しができそう)
発見点まとめ
- 資料請求ユーザ向けのメールマガジンは、申込みのクロージングだけでなく、関係性の継続や興味の再燃にも役立っている印象
- 特にコラム記事は長期の接触維持に役立っている
- 資料請求時の情報だけでは申込みを決めきれないユーザもおり、メールマガジンでの追加情報が後押しになっている
改善案
- 資料請求ユーザ向けのメールマガジンは一発勝負のコンテンツというよりは、複数のメールを継続的に読むことを意識した構成にする
- 様々な切り口での教材紹介、新教材やキャンペーンのお知らせをメールマガジンに含めていく