多くのユーザがウェブ上で情報収集や商品購入をするようになった今、「リアル店舗とウェブサイトで連携して施策を行っていきたいが、どう連携すると良いか分からない」と感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
バーニーズ ジャパン様でお使い頂いているUSERGRAM OMO Editionでは、リアル店舗での購買行動をUSERGRAMにインポートすることで、リアル店舗とECサイトを行き来するユーザの行動を一気通貫で把握する事ができます。
この記事では、OMO Editionから得られたインプットにより、リアル店舗とECサイトをまたいだ企画を成功させた事例をご紹介します。
※この記事は2019年9月25日に実施されたバーニーズ ジャパン様ご登壇セミナーの内容をもとに作成しています。当日の内容より、USERGRAMの活用シーンや他の分析・施策事例をまとめた記事はこちら
・【バーニーズ ジャパン様ご登壇セミナー(1)】成果300%UP!売上に繋がる顧客起点マーケティング&CRMとは?
・ユーザの状況を踏まえたメルマガ配信時間の変更で、サイト流入・売上が3倍に【バーニーズ ジャパン様セミナー(2)】
・ユーザニーズに沿った特集コンテンツで売上が通常特集の3倍に【バーニーズ ジャパン様セミナー(3)】
・CVユーザの属性からブログ記事のターゲットを見直し、売上につながるコンテンツに【バーニーズ ジャパン様セミナー(4)】
別々に企画・運用されていたリアル店舗とECサイト
バーニーズ ジャパン様では、リアル店舗とECサイトでは社内の担当部門が分かれており、それぞれが独立して施策を企画・実施していました。
例えば、店舗部門が配信するメルマガでは店舗に関する情報のみ、EC部門が配信するメルマガではECサイトに関する情報のみで、互いの連携などはされていませんでした。
しかし実際には「事前にECサイトで情報収集してから、リアル店舗で購入する」といった行動をとっているユーザも一定数いそうです。
そこで、バーニーズ ジャパン様では、USERGRAMを利用し、ECサイトとリアル店舗を行き来して商品購入を行っているユーザが実際にどの程度存在するのかを確かめてみることにしました。
リアル店舗・ECサイトをまたいだユーザ行動を追って見た
USERGRAMにはエディションが複数あり、バーニーズ ジャパン様でお使い頂いているOMO Editionではリアル店舗での購入情報や企業側からのメルマガ送付履歴など、ウェブサイト以外のユーザ行動データをUSERGRAMにインポートすることができます。
バーニーズ ジャパン様のアウトレットページでは以前、リアル店舗のみで販売している人気商品をサイトでも紹介する試みを行ったことがありました。
この施策について、リアル店舗で該当商品を購入したユーザの行動を確認したところ、事前にECサイトで情報収集をしているユーザが約半数いることが分かりました。
実際のユーザ行動データをもとに店舗×ECの相互送客を企画
「リアル店舗とECサイトの相互送客はもっと何かできるのではないか?」
こう考えたバーニーズ ジャパン様では、それまで別々に企画・配信していたアウトレットのリアル店舗のメルマガ、サイト上のアウトレットページのメルマガについて、それぞれ「店舗紹介」「ECサイト紹介」を追加する試みを始めました。
その結果、ある時、店舗メルマガで「時計均一価格キャンペーン」の配信をしたところ、ECサイト側で同じ時計が売れ始め、わずか1日で完売しました。
リアル店舗とECサイトの連携が必要だと思いつつ、部署間の壁などもあり、なかなか実行に踏み切れないこともあるのではないでしょうか。
USERGRAMで実際のユーザ行動を把握することで各部署の目線が揃い、部署横断での取り組みも進めやすくなります。
※OMO Editionの詳細はカスタマーサクセスチームまでお問い合わせください。
バーニーズ ジャパン様ご登壇セミナーに関する記事
※この記事は2019年9月25日に実施されたバーニーズ ジャパン様ご登壇セミナーの内容をもとに作成しています。
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