サービスIDを計測していない場合、ある1人のユーザの「パソコンでの行動」「スマホでの行動」(デバイスをまたいだ行動)はそれぞれ別のユーザの行動として表示されます。
サービスIDを計測している場合は、各デバイスの行動が同じユーザの一連の行動として表示されます。
※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。
目次
「同じブラウザ=同じユーザ」が基本
USERGRAMでは基本的に、ブラウザごとに発行されるCookie情報を用いて、同じブラウザでの行動を「同じユーザの行動」として扱います。
※SafariブラウザについてはCookieに加えlocalStorageも併用しています。
そのため、以下で説明する「サービスID」を計測していない場合、一人のユーザのデバイス(=別のブラウザ)をまたいだ行動はそれぞれ別のユーザの行動として表示されます。
異なるブラウザでの行動を一人のユーザに統合する「サービスID」
USERGRAMでは、会員番号などお客様のウェブサービス側で発行しているユーザ特定が可能なIDを「サービスID」として計測することができます。
異なるブラウザで同じサービスID値が取得された場合は、それらのブラウザの行動は同一ユーザのものとして紐付けられ、一人のユーザの行動として表示されます。
※ユーザが各デバイスでログインをする前(=サービスIDが計測されるまで)は、各デバイスをまたいだ行動はそれぞれ別のユーザの行動として表示されます。
ユーザが各デバイスからログインを行い、各ブラウザとサービスIDが紐付いた後は、サービスIDをキーとして各デバイスの行動が一人のユーザ行動として統合され、画面上に表示されます。
サービスIDの詳細や計測方法については「サービスIDとは」をご参照ください。
ユーザの同定方法の詳細は「ユーザ同定方法」をご参照ください。