USERGRAMでユーザの行動を追っていると、本来リンクがないはずのページにユーザが遷移しているように見え、疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、その主な原因をご紹介します。
※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。
リンクのないページへの遷移とは
USERGRAMでユーザ行動を見ていると、ページA→ページB→ページCの順でユーザ行動が表示されているものの、ページA内にはページBへのリンクが存在しないというケースがあります。
リンクのないページに遷移しているように見えるケース
ケース1:ブラウザで複数のタブを開いている
ユーザがブラウザ上の複数のタブを使ってサイトを利用している場合、閲覧するタブの切り替えによって、直接リンクがないページにユーザが遷移しているように見えることがあります。
例:2つのタブを同時に開いてサイトを閲覧している場合
ケース2:途中でメールやSNSなど(ノーリファラとなる計測対象外のページ)を見ている
USERGRAMの計測対象になっていないページの閲覧は、行動観察画面上には表示されません。
また、SNSアプリやメールなど「リファラなし」として扱われるページからの流入も行動観察画面上には表示されません。(リファラなしとなるケースの一覧はこちら)
そのため、ページAを閲覧している途中で、ノーリファラとなる計測対象外ページを閲覧し、そこからページBを表示した場合、計測対象外ページの閲覧・流入は行動観察画面上には表示されず、ページAからページBに直接遷移したように見えます。
例:サイトの途中で、メールやSNSなどを開きその中のリンクからサイトに戻ってきた場合
【その他のケース】サイト改修、デバイス併用、計測漏れなど
上記以外にも、
- サイト内改修を行い、計測時にあったリンクがなくなった
- パソコンとスマートフォンなど複数デバイスを同時に利用している
- 計測タグがうまく設置できていない
等のケースも、リンクがないページに遷移が発生しているように見える原因として考えられます。
詳しくは、ヘルプサイトをご覧ください。