広告や特定の媒体・サイト(SNS・比較サイト等)からの集客、及びLPの効果検証や改善案出しを行う際の、ユーザ抽出の方法をご紹介します。
※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。
目次
基本編①:広告から流入し、CVしたユーザを抽出する
ユーザ検索
まずは期間とCVを指定して、ユーザ検索を行います。
期間は、広告の実施期間で指定するのがおすすめです。
CVは、対象の広告で目的としているCVのみを指定しましょう。
行動絞り込み
ユーザ検索を行い、特定の期間内にCVしたユーザを抽出したら、さらに行動絞り込み機能を使って「広告から流入した後にCVした」という行動を指定します。
まず、「流入経路」>「流入パラメータで指定」を選択し、広告に付与しているパラメータを入力します。
続けて、今回の広告で目的としているCVを指定します。
※パラメータは、他の計測ツール(Google Analyticsなど)用に設定しているパラメータもお使いいただけます。
この時CVしたという行動を条件指定しないと、「CVした後に広告から流入したが、その後はCVには至っていないユーザ」も抽出されてしまいます。必ずCVも条件指定しましょう。
※USERGRAM独自の広告パラメータ(ugadパラメータ)のみを設定している場合は、「流入経路」ではなく「広告からの流入」を選択し、対応する広告設定を絞り込み条件として指定してください。
基本編②:LPに流入し、CVしたユーザを抽出する
ユーザ検索
まずは基本編①と同じように期間とCVを指定し、ユーザを検索します。
行動絞り込み
ユーザ検索を行い、特定の期間内にCVしたユーザを抽出したら、さらに行動絞り込み機能を使って「LPに流入した後にCVした」という行動を指定します。
まず、「流入経路」>「リファラ・入口ページで指定」>「入口ページURL(又は入口ページタイトル)」を選択し、LPのURL(又はページタイトル)を入力します。
続けて、目的としているCVを指定します。
この時CVしたという行動を条件指定しないと、「CVした後にLPへ流入したが、その後はCVには至っていないユーザ」も抽出されてしまいます。必ずCVも条件指定しましょう。
なおご注意いただく点として、「流入経路」>「リファラ・入口ページで指定」を使った絞り込みは、リファラがない流入(メール流入など)は検索対象外となります。
メールからの流入など、リファラがない流入も含めて絞り込みたい場合は、「サイト内のページを閲覧」>「ページ内URL(又はページタイトル)」で絞り込んでください。
応用編①:特定の広告から特定のページに流入したユーザを抽出する
特定の広告から、サイト内の特定のページに流入(ランディング)したユーザを抽出する方法をご紹介します。
ユーザ検索
まずは基本編①と同じように期間とCVを指定し、ユーザを検索します。
行動絞り込み
さらに行動絞り込み機能を使って「特定の広告から特定のページに流入し、CVした」という行動を指定します。
まず、「流入経路」>「流入パラメータで指定」を選択し、観察したい流入ページのURLを広告パラメータ付きで指定します。
続けて、目的としているCVを指定します。
この時CVしたという行動を条件指定しないと、「CVした後に特定の広告より特定のページへ流入したが、その後はCVには至っていないユーザ」も抽出されてしまいます。必ずCVも条件指定しましょう。
応用編②:特定の媒体・サイト(SNS,比較サイトや特定のアフィリエイトサイト等)から流入するユーザを抽出する
特定の媒体やサイト(SNS,比較サイトや特定のアフィリエイトサイト等)から流入したユーザを抽出する方法をご紹介します。
※媒体やユーザのアクセス時の状況によってはリファラ情報が取得できない場合があるため、すべてのユーザがヒットしない可能性があります。
ユーザ検索
まずは基本編①と同じように期間とCVを指定し、ユーザを検索します。
行動絞り込み
さらに行動絞り込み機能を使って「特定の媒体・サイトから流入した後にCVした」という行動を指定します。
まず、「流入経路」>「リファラ・入口ページで指定」>「リファラURL」を選択し、流入元として指定したい特定サイトのURLを入力します。
続けて、「コンバージョン」を追加し、目的としているCVを選択します。
この時CVしたという行動を条件指定しないと、「CVした後に特定サイトから流入したが、その後はCVには至っていないユーザ」も抽出されてしまいます。必ずCVも条件指定しましょう。
▼SNS施策のより詳細な絞り込み方法を知りたい方は、こちらをご確認下さい。
SNS施策(LINE・Facebook・Instagram等)の観察方法や施策実施時の注意点は?
応用編③:リターゲティング広告のシナリオ検証をしたい場合
特定の商品ページ閲覧などのリターゲティングの対象条件となる行動をとり、その後リターゲティング広告経由で流入して、CVしたユーザを抽出する方法をご紹介します。
ユーザ検索
まずは基本編①と同じように期間とCVを指定し、ユーザを検索します。
行動絞り込み
さらに行動絞り込み機能を使って「前回訪問でリターゲティング対象の行動を実施→リターゲティング広告から流入→CV」という行動を指定します。
今回は、リターゲティング対象の行動を「特定の商品ページ閲覧」と仮定して絞り込みを行っていきます。
まず、「サイト内のページを閲覧」>「ページ内URL(又はページタイトル)」を選択し、商品ページURL(又はページタイトル)を入力します。
続けて、「流入経路」>「流入パラメータで指定」を選択し、リターゲティング広告用パラメータを入力します。
この際、「サイト内のページを閲覧」のノード間は「別の訪問」と指定します。
最後に、「コンバージョン」を追加し、リターゲティング広告で目的としているCVを選択します。
この時CVしたという行動を条件指定しないと、「CVした後にリターゲティング広告から流入したが、その後はCVには至っていないユーザ」も抽出されてしまいます。必ずCVも条件指定しましょう。