2021年6月に行われた機能アップデートにより、行動の絞り込み時に「除外」条件が指定できるようになりました。
この記事では、「特定の行動をしていないユーザ」を絞り込む方法とその活用例をご紹介します。
※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。
特定の行動を除外する方法
特定の行動を除外してユーザを抽出するには、行動絞り込み機能を使います。
行動絞り込み画面で除外したい行動ノードを指定する際に、「除外する」のラジオボタンを選択すると、その行動をしていないユーザを抽出することができます。
なお、除外指定できるのは、「最初」または「最後」に指定した行動ノードのいずれかになります。
▼例1)最初に指定する場合
▼例2)最後に指定する場合
本機能の注意点
- 除外条件として指定できるのは、最初の行動ノードか最後の行動ノードかのいずれかです。
- 最初と最後の行動ノードを両方とも除外条件とすることはできません。
- 除外条件の行動ノードについては、訪問バーの黒色表示・行動観察画面での該当行動に対しての黒いハイライト表示は行われません。
- 除外条件以外の行動ノードに対してのみ、訪問バーの黒色表示・行動観察画面での該当行動に対しての黒いハイライト表示が行われます。
活用例
【活用例 1】ユーザのジャーニー毎に行動観察をしたい時
「会員登録はしたが、その後購入や来店予約等、次のステップにまだ進んでいないユーザ」など、ジャーニーのある段階にまで到達しているユーザに絞りたい時にお使い頂けます。
例)会員登録をして商品をカートに追加したが、その後商品購入まで至っていないユーザを絞り込みたい時
【活用例 2】「広告」「キャンペーンLP」など特定の影響を排除したい時
「広告」「メルマガ」などの流入元、「新規入会キャンペーンのLP」「記事コンテンツ」のページなど、特定の影響を排除したい時にお使い頂けます。
例)リスティング広告(パラメータ:?utm_〇〇)以外から流入して会員登録をしたユーザを絞り込みたい時
※ユーザ検索画面で会員登録完了を指定はしていますが、行動絞り込み画面でも会員登録完了を忘れずに指定しましょう。