広告(リスティングやバナーなど)やSNS(LINE・Instagram・Facebookなど)、メルマガなどの流入経路を指定してユーザを絞り込む方法をご紹介します。応用編として「初回訪問」や「この期間内」といった条件を追加することもできます。
※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。
目次
基本の絞り込み方
事前にリンク先URLにパラメータを付与する
- メールマガジン
- SNS(LINE・Instagram・Facebookなど)
- ウェブ広告(リスティングやバナーなど)
- アプリ
などからの流入は基本的に、流入元が分からない「ノーリファラ」として計測されます。
そのため、流入元を指定した絞り込みを行うには、メルマガやSNS投稿内に記載するリンク先URLにパラメータを付与し、そのパラメータによって絞り込みを行います。
他の計測ツール(Google Analyticsなど)用に設定しているパラメータも絞り込みにお使いいただけます。
※USERGRAMの仕様上、2021/11/22まではパラメータの形式は「?key=value」でないとパラメータ以降が切り落とされる仕様でしたが、2021/11/23以降は「?key」の形でも計測される(切り落とされない)仕様になりました。
パラメータで絞り込む
行動絞り込み機能で「流入経路」>「流入パラメータで指定」を選択し、リンク先URLに設定したパラメータを入力します。
「メールやSNSなどからの流入が、その後のコンバージョンにどう貢献したか」を分析したい場合は、「流入経路」の下に「コンバージョン」条件を追加するのがおすすめです。
ある期間に実施した施策の結果を検証したいが、パラメータ内に配信タイミングの情報が含まれていない場合、絞り込み機能で「期間」を指定することもできます。
※USERGRAM独自の広告パラメータ(ugadパラメータ)を設定している場合は、「流入パラメータで指定」ではなく「広告からの流入」を選択し、対応する広告設定を絞り込み条件としてお使いください。
応用
初回訪問時に○○から流入したユーザを絞り込む
基本編を参考に「流入経路」で○○部分を指定した後、「条件を追加」から「初回」を選択します。
※この場合、「初回訪問内に○○からの流入が含まれるユーザ」の絞り込みとなるため、例えば「初回訪問時、最初は△△から流入し、次に○○から流入したユーザ」も検索結果に含まれます。「初回流入が○○だったユーザ」までは指定することができませんので、ご了承ください。
※「初回」の条件が追加できるのは、絞り込み条件の一番上に指定した要素のみです。
※初回の訪問がデータ保持期間(2年)より前のユーザは、初回訪問時のデータが存在しないため、検索結果に表示されません。
ある期間内に○○から流入したユーザを絞り込む
基本編を参考に「流入経路」で○○部分を指定した後、「条件を追加」から「期間」を選択します。
※「期間」の部分を「日付と時間帯」にすると、時間帯まで指定して絞り込むことができます。ただし日付は1日のみしか指定できません。
コンバージョンした訪問の流入経路が○○だったユーザを絞り込む
基本編を参考に「流入経路」で○○部分を指定した後、「コンバージョン」を絞り込み条件に追加し、絞り込みたいコンバージョンを指定します。
その後、「流入経路」と「コンバージョン」の間を「同じ訪問内」で結びます。
○○から流入後、数日以内にコンバージョンしたユーザを絞り込む
基本編を参考に「流入経路」で○○部分を指定した後、「コンバージョン」を絞り込み条件に追加し、絞り込みたいコンバージョンを指定します。
その後、 「流入経路」と「コンバージョン」の間を「前の訪問から○日以内」で結びます。
その流入経路がコンバージョンに寄与したユーザを絞り込みたい場合などにお使い頂けます。
その他の絞り込み条件
本記事では取り扱っていませんが、「特定の行動をしていないユーザ(除外条件)」「A or Bのいずれかの行動をしたユーザ(OR条件)」での絞り込みも可能です。
詳細は以下記事をご覧ください。
・除外条件指定:特定の行動をしていないユーザを絞り込むには?
・OR条件指定:行動絞り込み機能の使い方 ー OR条件
また、行動絞り込み機能の各機能をより詳しく確認したい、という方はこちらの記事をご確認ください。
行動絞り込み機能の使い方
いかがでしたでしょうか?行動の絞り込みは、USERGRAMの基本であり重要な機能です。
ぜひマスターして、分析を効率的に進めてくださいね。