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機能・操作方法

絞り込みに該当するユーザがいない(少ない)場合の要因と対策は?

コンバージョンや行動を指定してユーザ検索を行った際に、該当するユーザが見つからない(もしくは別ツールで把握している数値よりも少ない)場合に考えられる要因と対応をまとめました。

思ったようにユーザが表示されない時、絞り込みの仕方に原因がある場合と計測設定に原因がある場合があります。まずは絞り込み方法に関連する下記3つの要因への対応で改善されるか試していただき、それでも変わらない場合は計測設定をご確認ください。

※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。

【要因1】ユーザ検索時点で該当するユーザが2,000人を超えている

USERGRAMのユーザ抽出は、「ユーザ検索」→「行動絞り込み」の順に行います。このとき、行動絞り込みはユーザ検索で抽出されたユーザ(上限2,000名)を対象に行われます。

そのため、指定したコンバージョンに該当するユーザが2,000名を超えている場合、本来は絞り込みに該当する行動を取ったユーザがいても、行動絞り込みの対象とならないユーザが発生し、絞り込みに該当するユーザが実際よりも少なく表示されることがあります。

対応案

以下のように、ユーザ検索のコンバージョンを指定する段階で条件を細かく指定することで、最終的に絞り込みたいユーザが行動絞り込みの検索対象(=コンバージョン指定後のユーザ一覧。最大2,000名)にできるだけ多く含まれるようにします。

指定するコンバージョンポイントを複数ではなく1つにする

コンバージョンを複数選択している場合、OR検索となり条件がゆるくなるため、抽出したいユーザに合わせてコンバージョンを1つ指定してください。

例えば、「施策Aに触れたユーザ」を絞り込みたい場合は、「施策A」で発生する可能性のあるコンバージョンのみを指定してユーザ検索を行なった後、行動絞り込みで「施策A」を指定します。

施策Aから発生する可能性のあるコンバージョンが複数ある場合は、各コンバージョンごとに「コンバージョン指定→行動絞り込み」を行うことで、行動絞り込みの対象外となるユーザが少なくなり、施策Aに触れたユーザがヒットしやすくなります。

コンバージョン期間を狭める

ユーザ検索時のコンバージョン期間を狭く指定することで、該当人数を2000名以内に収める方法もあります。「施策Aに触れたユーザ」を絞り込みたい場合で、「施策A」で発生するコンバージョンのタイミングが予測できる場合(メルマガなど)、その期間にあわせてコンバージョン期間を細かく指定します。

コンバージョンタイミングの予測が難しい場合でも、コンバージョン期間を細かく指定することで、コンバージョン指定に該当するユーザ(上限2,000名)が変わり、行動絞り込みに該当するユーザが見つかる可能性があります。

コンバージョン指定時に、コンバージョン属性もあわせて指定する

コンバージョン属性を使い、より観察意図に即したユーザが検索対象に多く含まれるよう絞り込むことも可能です。例えば、コンバージョン属性で「購入商品名」を計測しており、「施策Aに触れた後、商品Bを購入したユーザ」を絞り込みたい場合、コンバージョン指定時に「コンバージョン属性」で「商品B」を指定しておきます。

コンバージョン属性の計測内容を確認し、最終的に絞り込みたいユーザをコンバージョン属性でうまく指定できないかを考えてみると良いでしょう。

※コンバージョン属性によるユーザ絞り込みの詳細は、こちらの記事をご参照ください

なおコンバージョン指定時の検索上限ユーザ数(2,000名)は、今後引き上げられる可能性があります。

【要因2】「広告から流入」で検索しているがugadパラメータを設定していない

行動絞り込み機能の「流入経路」>「広告から流入」で検索できるのは、USERGRAMまたはウェブアンテナ専用のパラメータ(ugadパラメータ・waadパラメータ)を設定している広告のみです。

対応案

Google Analyticsなど他ツールのパラメータを付与している広告からの流入を絞り込むには、「流入経路」>「流入パラメータで指定」をご利用ください。

※詳細はこちらの記事をご参照ください。

【要因3】「流入パラメータで指定」でugadパラメータを利用している

行動絞り込み機能の「流入経路」>「流入パラメータで指定」では、USERGRAMまたはウェブアンテナ専用のパラメータ(ugadパラメータ・waadパラメータ) の文字列を絞り込み条件として利用することができません。

対応案

ugadパラメータ・waadパラメータを付与している広告からの流入を絞り込むには、「流入経路」>「広告から流入」で対応する広告設定を指定してください。

※ugadパラメータとは

USERGRAM上で広告として計測できるよう、ウェブアンテナ(弊社提供の広告効果測定ツール)を使い広告設定を行っている場合にURLに付与されるパラメータです。行動絞り込みで指定したいURLに「ugad=」が含まれていれば、そのURLにはugadパラメータが付与されています。

【要因4】計測の設定がうまくいっていない

ある条件でユーザがまったくヒットしないなどの場合は、行動データの計測がうまくできていない可能性があります。

対応案

ヘルプサイト「想定通りに計測できていない(行動データの一部が欠けている)」内の項目にあてはまるものがないかご確認ください。

藤田彩香
「成功」や「満足」を一緒に作り上げていきたい!出版業界での購買企画、その後人材コンサルタント経験を経てビービットへ入社。USERGRAMを通じて顧客志向あふれる世界を目指し、全力でご支援させていただきます!趣味は社交ダンス。中でもタンゴが得意です。