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機能・操作方法

年齢や購入商品、会員番号などのユーザ情報でユーザを抽出するには?

本記事では、ユーザの年齢や購入した商品などの「CV時に取得した情報」や、会員番号などの「ユーザに対しユニークで発番されている番号」などを元に、ユーザを抽出する方法をご紹介します。

これらの方法をマスターすることで、「注力商品の購入者」「首都圏在住のユーザ」「ターゲットとしている年齢層のユーザ」などを抽出し、分析に活用することができます。ぜひ試してみてください。

【目次】

1.コンバージョン属性で絞り込む
 ・居住地、性別、購入商品などで絞り込む
 ・購入金額、年齢などで絞り込む
2.サービスID(会員番号など)で検索する

1.コンバージョン属性で絞り込む

コンバージョン属性を使って検索するユーザを絞り込む際には、以下2つの指定方法があります。

・居住地、性別、年齢などのテキストで取得している情報で絞り込む
・購入金額、年齢などの数値で取得している情報で絞り込む

※上記の検索を行う際には、あらかじめUSERGRAMの管理画面にて「コンバージョン属性をテキストで取得するか、数値で取得するか」を選定しておく必要があります。

詳しい設定方法は下記記事をご覧ください。
▼ヘルプサイト
コンバージョン属性の設定方法(Web計測)

居住地、性別、年齢などのテキストで取得している情報で絞り込む

※本章にて紹介する検索を行う際には、あらかじめ必要な情報をコンバージョン属性の「テキスト」として計測しておく必要があります。

まずはユーザ検索画面にて、期間とコンバージョンを指定します。

さらに、「コンバージョン属性」をクリックし、絞り込みたい条件をプルダウンより選択し、フリースペース内に記入していきます。

▼検索例
「2020年4月~5月に商品購入をした、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県いずれかに居住するユーザ」

ユーザ検索画面にて、期間「2020年4月1日~5月31日」、コンバージョン「商品購入」を指定し、コンバージョン属性をクリックします。
そして、プルダウンから「都道府県」を選択し、フリースペース部分に指定したい内容を記載します。

「コンバージョン属性」は、改行区切りで複数の条件を指定することが可能です。
また、改行で区切られた条件は「or条件」で検索されます。

なお、異なるコンバージョン属性を複数指定したい場合には、最大5つまで指定することが出来ます。その場合、各コンバージョン属性は「and条件」で検索されます。

▼複数の条件を指定した場合の検索例
「2020年4月~5月に、東京都もしくは神奈川県に住む女性でアクセサリーを購入したユーザ」を抽出したい場合

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購入金額、年齢など、数値で取得している情報で絞り込む

※本章にて紹介する検索を行う際には、予め必要な情報をコンバージョン属性の「数値」として計測しておく必要があります。

次は、「購入金額10,000円以上」「年齢が20~40代のユーザ」といったように、コンバージョン属性として取得された数値の範囲を指定してユーザを抽出する方法をお伝えします。

先ほどと同様に、ユーザ検索画面にて「コンバージョン属性」をクリックし、プルダウンから指定したい項目を選択します。
そして、検索したいコンバージョン属性を、値指定または範囲指定します。

▼値指定 :「20歳」「20歳以上」「20歳以下」といった値指定をしたい場合

▼範囲指定 :「30~50歳」など幅のある指定をしたい場合

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2.サービスID(会員番号など)で検索する

ログイン領域があるサイトなどで、会員番号などのユーザを同定できるIDをサービスIDとして計測している場合、自社データベースなどの情報をもとに特定のユーザを絞り込むことができます。

※サービスIDについて、詳しく知りたい方は下記記事をご確認ください。
「サービスID」とは?どう使えるの?

例えば、「一定金額以上購入しているロイヤルユーザ」や「定期購入に申し込んでいるユーザ」、「メールをクリックしたユーザ」など、USERGRAMでは取得できていないが自社データベースなどにはある情報を使って、ユーザを抽出したい際に便利な検索方法となります。

▼検索方法
ユーザ検索画面にて、「サービスID」タブをクリックします。
枠内に、サービスIDとして計測している抽出したいユーザのIDや会員番号を貼り付けます。

「サービスID」は、改行区切りで複数の条件を指定することが可能です。

また、通常USERGRAMではCVしたユーザのみを抽出しますが、この「サービスID」で絞り込む場合には、記入欄下部にある「サービスID計測のみ(コンバージョン計測なし)ユーザも表示」にチェックを入れることで、CVしていないユーザも抽出することが可能です。

いかがでしたでしょうか?

コンバージョン属性やサービスIDでのユーザ検索をマスターすることで、観察したいユーザへアクセスしやすくなり、分析がスムーズに行えるようになります。ぜひ試してみてください。
皆様の業務にお役立ていただければ幸いです。

藤田彩香
「成功」や「満足」を一緒に作り上げていきたい!出版業界での購買企画、その後人材コンサルタント経験を経てビービットへ入社。USERGRAMを通じて顧客志向あふれる世界を目指し、全力でご支援させていただきます!趣味は社交ダンス。中でもタンゴが得意です。