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機能・操作方法

【Web計測】計測作業完了後に、動作確認をするには?

本記事では、USERGRAMの初期計測や追加計測を完了したお客様向けに、Web計測の基本的な動作確認をする方法をご紹介します。
本記事の内容に従って、USERGRAMで正しくデータが計測できているかご確認ください。

※本記事ではクロスドメイン計測の動作確認方法については扱っておりません。クロスドメイン計測の動作確認については、ヘルプサイトからマニュアル「【USERGRAM】複数ドメインでiPhone計測を行うための作業手順.pdf」をご確認の上、別途実施ください。
※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。

テストコンバージョンを用いた動作確認の方法

導入作業が完了したら、自身でテストコンバージョンを行い、意図通りにUSERGRAMにデータが上がってくるか、ご確認ください。

STEP 1:テストコンバージョンを行う

自分自身でサイトを閲覧し、テストコンバージョンをします。
流入からコンバージョンまでの主導線を通るようにサイトを閲覧し、コンバージョンを行ってください。
この際、テストを開始した時刻、閲覧したページのURLや順番、コンバージョン時刻、コンバージョンの属性情報(フォーム入力情報や購入商品名・金額等)を、手元に控えておきます。

テストを実施する環境に関する注意点

  • テストを実施する際はUSERGRAM計測のオプトアウトや計測除外IPの設定を行っていない環境(ブラウザ・ネットワーク)から実施を行ってください
    ※「計測除外IPの設定」についてはこちらをご確認ください。一時的に除外設定を停止することでもテスト可能です。

テストデータに関する注意点

  • コンバージョンポイントを複数計測している場合、すべてのコンバージョンに対してテストコンバージョンを実施してください。
  • イベント計測を実施している場合、イベントで計測している行動も閲覧の途中で実施するようにしてください。
  • 仮想ページビューを設定している場合、該当の箇所の閲覧も実施するようにしてください。
  • 複数ドメイン、サブドメインを計測している場合、各ドメイン・サブドメインのページを閲覧するようにしてください。

STEP 2:USERGRAMでデータを確認する

USERGRAMにログインし、意図通りのデータが計測されているかを確認します。

注意点

  • データの反映まで数時間程度かかる場合がございますので、未反映の場合にはしばらく待った後に再度ご確認ください。
  • 以下の確認作業はオーナーID(末尾が「_owner」という値のID)では実施できません。管理者権限または利用者権限のIDにてログインの上、実施ください。

STEP 2-1:該当のデータを表示する

USERGRAMトップ画面ヘッダーの検索バーをクリックし、コンバージョン検索を行います。
 ①「ユーザを検索」をクリック
 ② テストコンバージョンを実施した日・時間を指定
 ③ テスト実施したコンバージョンを選択
 ④ 検索ボタンを押す

検索結果の一覧で、「ユーザの属性」を表示し、コンバージョン日時を元にSTEP1で行った行動が計測されているユーザを探します。

STEP 2-2:データの中身をチェックする

該当のユーザの行動観察画面を開き、STEP1で行った行動が正しく計測されているか、手元に控えた内容と照らし合わせて確認を行います。

確認の観点
 ①流入元
 ②ページ閲覧
 ※仮想ページビューを設定している場合、該当箇所のページタイトル・URLが
  正しく表示されているかも確認
 ③コンバージョン
 ④コンバージョン属性(※取得している場合)
 ⑤イベント・イベント属性(※取得している場合)
 ⑥サービスID(※取得している場合)
 ※サービスIDが取得されているか、採番ルールは正しいかを確認
 (サービスIDが取得されているかの確認方法についてはこちら

正しく計測できていることが確認できたら、動作確認は完了です。
データに何らか問題がある場合、次章の内容を参考に、原因の特定と修正対応を行ってください。

正しくデータが計測できていない時は?

計測作業を完了したはずが、正しくデータが計測できていない場合、いくつかの原因が考えられます。
以下の内容を参考に原因の特定と修正対応を行ってください。

自身のテストCVデータが見つからない/ユーザのデータが全く上がってこない

テスト条件の確認

まずは、テストが正しく行えているかやデータの確認方法に誤りがないか確認をしましょう。

テストデータが未反映の可能性
□テストコンバージョンから数時間経過しているか?

テストコンバージョン後、数時間経過してから再度ご確認ください。
テストデータが計測されていない可能性
□ テストを実施した際のIPがUSERGRAMの「計測除外設定」に登録されていないか? テストを行う際は、除外設定を一時的に外してください。「計測除外設定」についてはこちらをご確認ください。
□ テストを実施したブラウザがUSERGRAMをオプトアウトしていないか? オプトアウトを行っていないブラウザからテストを実施するか、ブラウザのcookieを削除して再度テストを実施してください。
ユーザの検索条件に誤りがある可能性
□ 検索時に選択しているコンバージョンとコンバージョン期間は正しいか? 修正の上、再度検索してください
□ コンバージョン属性などで意図しない条件が設定されていないか? 修正の上、再度検索してください
□ 検索結果が2000名以上となっていないか? 検索条件が広く2000名以上のユーザがヒットするような場合、目当てのユーザが一覧に出てこない可能性がございます。そのような場合は、検索条件を狭めて検索するようにしてください。
  • コンバージョンを複数選択している場合、1つに絞る
  • 時間帯を指定していない場合、時間帯を指定する
  • コンバージョン属性を取得している場合、属性で条件を絞り込む(属性での条件指定の方法はこちら

計測設定の確認

上記に問題がない場合、計測設定に問題がある可能性があります。各種設定をご確認ください。

USERGRAMの設定に誤りがある可能性
□ USERGRAMの計測対象サイト設定が正しいか?(※オーナーIDまたは管理者権限でのログイン時のみ確認が可能なページです)

こちらを参考に計測対象サイトを正しく設定してください。
※よくある原因:サブドメイン単位で登録がされていない
計測タグが正しく設置されていない可能性
□ 共通タグ、コンバージョンタグ、イベントタグが正しく設置されているか?
※タグの動作確認方法については、
こちらから各種マニュアルをご覧ください。
こちらから各種マニュアルを参考に計測タグを正しく設置してください。

※マニュアル内によくある要因を記載しています。

 

自身のテストCVデータはあるが、不備がある

データの一部が欠けている、CV属性やサービスIDが正しく取得できていない等、テストデータは見つかったが意図通りに計測できていない場合、下記ページよりご確認ください。
https://help.usergram.info/category/322-category

テストデータだけでなく実ユーザのデータも確認を行いたい場合の方法

1章にて案内している方法にて動作確認は十分ですが、何らかの理由でテストコンバージョンができない場合や、実ユーザのデータも確認を行いたい場合には以下の方法で確認が可能です。

(1)コンバージョン、コンバージョン属性の確認

① USERGRAMトップ画面ヘッダーの検索バーをクリックし、コンバージョン検索を行います。
 a)「ユーザを検索」をクリック
 b) 計測作業完了以降の期間を指定
 c) 確認したいコンバージョンを選択
 d) 検索ボタンを押す

② 検索結果画面にユーザが一定数抽出されるか確認をします。
※該当ユーザが2000名以上の場合には、「2000名以上」という表記になります。

③ ユーザ一覧で「ユーザ属性」表示にし、コンバージョン属性に値が正しく計測されているか確認をします。

(2)サービスIDの確認 ※取得している場合

① (1)実施後、ユーザ一覧でサービスIDが取得できているか、値は正しいか(採番ルールなどに違和感がないか)確認をします。

(3)流入・ページ閲覧・イベント・イベント属性の確認

① (1)実施後、ランダムにユーザを選択します。

② 該当のユーザの行動観察画面を開き、ユーザ行動が正しく計測されているか確認を行います。

(4)イベント・イベント属性の確認((3)で確認できなかった場合)

① (1)実施後、ヘッダーの「行動で絞り込む」をクリックし、行動絞り込みを行います。
 a) 行動で絞り込むをクリック
 b) 確認したいイベントを指定
 c) 絞り込むをクリック

② 検索結果画面にユーザが一定数抽出されるか確認をします。
 a) 行動の概要表示にする
 b) ランダムにユーザを選択し、「黒いバー」を押す

③ スクロールを行い、該当のイベントが表示されている箇所を発見し、意図したページでイベントが発生しているか、イベント属性が正しく計測されてるかを確認します。

データに何らか問題がある場合、第二章の内容を参考に、原因の特定と修正対応を行ってください。

計測作業や動作確認を行うにあたって不明な点がございましたら、貴社ご支援担当にご相談ください。

神保菜津紀
世の中をもっと笑顔に!前職にてITコンサルとして働く中で、 多くの企業は人間を見ていないという現実に直面。「人間中心」というbeBitの考えに共感してJoinしました。USERGRAMを通じて、人間中心の笑顔と感謝に溢れた社会を実現したいという思いで、日々奮闘しています。好きな場所は海と島。