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機能・操作方法

利用傾向分析機能(ページ・入口ページ・流入元・スクリーン分析)とは?

利用傾向分析機能は、計測対象サイト・アプリ内のPV数や訪問数の多い「閲覧ページ」「入口ページ」「流入元サイト」「スクリーン」などを一覧で表示することができる機能です。

また、その一覧から各ページや流入元サイトを経由してCVしたユーザを抽出・観察することも可能です。

よく見られていたり、想定以上に見られているページから、課題や伸びしろのあたりをつけるのに役立つ利用傾向分析機能について、使い方と具体的な活用シーンをご紹介します。

※ユーザ検索・行動絞り込みを行った後の特定のユーザ群に対しての利用傾向を確認したい場合は、セグメント別利用傾向分析機能をご利用ください。

※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。

利用傾向分析機能とは

計測対象サイト・アプリ内で計測されたアクセスをユーザ横断で集計し、 「閲覧ページ」「入口ページ」「流入元サイト」「スクリーン」ごとに PV 数/ 訪問数 /ビュー数/CV数/CVRを確認できる機能です。

分析種類は以下の4つがあります。

  • ページ分析:閲覧された計測対象サイトのページ
  • 入口ページ分析: 流入直後の入口ページとなった計測対象サイトのページ
  • 流入元分析:計測対象サイトの流入元となったサイトのドメインやページ
  • スクリーン分析: アプリで閲覧したスクリーンのビュー

※「スクリーン」と「ビュー数」はアプリ計測をしているアカウントのみ表示されます。

指定した期間内で、「閲覧ページ」「入口ページ」「流入元サイト」「スクリーン」ごとの、PV 数/訪問数/ビュー数 の上位1,000件までが表示されます。

その上位1,000件について各ページを閲覧した後に同訪問内でCVしたCV数とCVRを確認することができます。

また、利用傾向分析で集計された各ページを閲覧したユーザや各流入元サイトから訪れたユーザを抽出して観察することも可能です。

アクセス方法

USERGRAM画面の左端のナビゲーションからアクセスすることができます。 

基本的な操作・画面の見方

まず、見たいCVと集計する期間を指定し、表示をクリックします。

すると、設定した期間におけるPV 数/訪問数/ビュー数の上位1,000ページと、各ページを閲覧した後に同訪問内でCVしたCV数とCVRが表示されます。

※PV 数/訪問数/ビュー数は、指定した期間における全ユーザの合計値を表示しています。選択した CV をしたユーザの PV 数/訪問数/ビュー数ではありません

※期間は、 ご利用当日を起点とし約2年間(731日前~2日前)の日付を指定できます。直近2日間のデータは集計中であるため、データを表示できません。

※計測対象サイトの各ページや流入元サイトのURLにクエリパラメータが付与されていた場合、クエリパラメータが除外されたURL毎に集計が行われます

各ページ/サイトを経由してCVしたユーザの行動を見るには

各ページURLの右側にある顔アイコンをクリックすると、各ページや流入元サイトを経由してCVしたユーザの一覧が表示され、実際にどんなユーザがどう行動しているのかの詳細を観察することができます。

※該当のURLにおいて、CV数が0の場合は顔アイコンは表示されません。

例えば、ページ分析で「www.example.com」の右の顔アイコンをクリックすると、「www.example.com」を閲覧後に同訪問内にCVしたユーザの一覧を表示・観察することができます。

ページURLやドメインの横にある顔アイコンをクリックするとそのページ閲覧後に同訪問内にCVしたユーザの一覧が表示されます。

ユーザの一覧を表示した後に、上部の「行動で絞り込む」で「サイト内のページを閲覧>www.example.com」で絞り込むと、該当のページを閲覧した訪問バーが黒くなるので、該当の訪問が見つけやすくなるのでおすすめです。

その他機能

①任意の2期間で比較することができます。

②URL・スクリーン名に対して、任意の文字列での絞り込みができます。部分一致・完全一致・前方一致・後方一致での絞り込みが行えます。

③各列名(PV数、CV数など)をクリックすると、その列の数字の多い順(降順)に並び替えができます。

④URLコピーボタンを使って他の方に集計結果一覧をシェアできます。

⑤各分析結果がCSVでダウンロードできます。

活用シーン

観察テーマを見つけるヒントにする

行動データからインプットを得るには、「○○から流入したユーザ」「○○のページを見たユーザ」のように、知りたいテーマに沿ってユーザを絞り込んでから分析を行うことがポイントです。

利用傾向分析で、

  • 意外に閲覧が多いページがある
  • 主要な入り口ページと考えていたページからのCVが意外と少ない

という発見があった場合は、そのページを閲覧しているユーザ一覧を開き、各ユーザの行動を確認してみると新しい発見が得られるかもしれません。

伸びしろの大きいページを発見する

ページ一覧の右肩にある「散布図」アイコンをクリックすると、各ページについて訪問数/PV数とCV数/CV率の散布図を表示することも可能です。

「訪問数は少ないがCVRが高いページ」「訪問数は多いがCVRが低いページ」は改善の伸びしろがある可能性があります。

それらのページを閲覧しているユーザ一覧を開き、重点的に観察してみることもおすすめします。

※利用傾向分析機能の詳細の仕様は、ヘルプサイトの「利用傾向分析」をご参照ください。

♦USERGRAM初心者の方は、まずは基本のUSERGRAMの使い方を以下記事で知りましょう!
USERGRAMってどんなツール?何に使えるの?
行動観察までの基本的な流れを簡単にご紹介
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