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機能・操作方法

GRAM君(β版)のレポート[全体]機能とは?

2022年10月に、サイト課題の発見をサポートすることを目的とした新機能群「GRAM君(β版)」をリリースしました。

本記事では、この機能群のうち「レポート[全体]」をご紹介します。

※製品アップデートにより仕様は変更になっている場合があります。仕様についての最新情報はUSERGRAMヘルプサイト内の記事をご確認ください。

レポート[全体]機能とは

本機能は、計測サイトで発生したユーザ行動(PV・CV・イベント)を自動集計する機能です。
これにより、「サービス全体で何が起こっているのか」および「サービス全体で重要なユーザ行動」を定量的に把握することができます。

アクセス方法

GRAM君(β版)は、USERGRAM画面右上のリンクから遷移することが可能です。
遷移頂いた先の画面が、「レポート[全体]」機能となります。

機能詳細

レポート[全体]機能は、次の3つの集計データ欄とそれぞれに対応したヒント欄で構成されています。

①概要
②PV/イベント/CV-発生回数(上位20件・散布図)
③PV/イベント/CV-発生回数(上位20件・テーブル)

それぞれについて詳細に説明していきます。

①概要

概要には、該当期間の以下の情報が表示されます。
これにより、サイトの全体像を把握することができます。

・ユーザ数(期間内にいずれかのページを閲覧したユニークユーザ総数)
・ページビュー数
・イベント数※
・コンバージョン数

※USERGRAM上でイベントとして取得している行動(=ページ遷移を伴わない行動)の集計

②PV/イベント/CV-発生回数(上位20件・散布図)

散布図では、発生回数上位20件の「PV/イベント/CV」のデータを対象として、以下の軸で表示されます。
これにより、サイトで起こった主要なユーザ行動を概観することができます。

・縦軸:ユニークユーザ数
・横軸:「PV/イベント/CV」の発生回数

例えば、右上に表示されるほど、その行動をとったユーザが多く、右下に表示されるほど、一部のユーザが何度もその行動をとっていることなどが簡単に読みとれます。

散布図内にてドラッグ&ドロップで範囲指定することで、指定した箇所を拡大して確認することも可能です。

拡大表示は、右上の「Reset zoom」をクリックすると元に戻ります。

③PV/イベント/CV-発生回数(上位20件・テーブル)

②「PV/イベント/CV-発生回数(上位20件・散布図)」で散布図に表示したデータと同様のデータが、テーブル形式で表示されます。

ヒント欄

各集計データの読み取りを補助するテキストが「ヒント」として表示されます。
右上の矢印マークをクリックすることで開閉が可能です。

本機能の留意点(2022年11月現在)

  • レポート機能共通の集計対象データは、PC/スマートフォンのウェブ計測データのみです。
    アプリ計測のデータならびにオフラインデータは、現時点にて集計対象外です。
    画面上部のヘッダーのPC/SPを選択することで、表示するレポートを切り替えることができます。
  • データの集計対象期間は、いずれも「表示地域時間での表示日から遡って、30日前~2日前の28日間」の固定となります。
    例)2022/4/30に本画面を表示した場合、集計される期間は2022/4/1 00:00 ~ 2022/4/28 23:59:59になります。

サイトの全体感を把握できたら…

レポート[全体]機能でサイトの全体感を捉えたら、次はレポート[コンバージョン軸]機能を使って、メインジャーニーや離脱ルートを確認してみましょう。

GRAM君(β版)のレポート[コンバージョン軸]機能とは?
メインジャーニーを定量的に把握し、さらにジャーニー上のボトルネックを推察することのできる「レポート(コンバージョン軸)機能」をご紹介

藤田彩香
「成功」や「満足」を一緒に作り上げていきたい!出版業界での購買企画、その後人材コンサルタント経験を経てビービットへ入社。USERGRAMを通じて顧客志向あふれる世界を目指し、全力でご支援させていただきます!趣味は社交ダンス。中でもタンゴが得意です。