1. トップ
  2. > 活用ヒント
  3. > 【USERGRAM×Google Analytics】第三弾事例紹介:キーワードの裏に隠れたユーザの不安を払拭し、CVR向上

活用ヒント

【USERGRAM×Google Analytics】第三弾事例紹介:キーワードの裏に隠れたユーザの不安を払拭し、CVR向上

デジタルマーケティング業務において、「改善案・企画案出し」に課題を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

USERGRAMをご導入いただいている企業様からも、
「上司から新しい企画を提案してと言われるが、ネタが尽きてしまった」
「CVRアップのために何かしたいけど、思いつかない」
といった声をお聞きすることがあります。

この記事では、あるダイエットサプリECサイトを運営されている企業様で、Google AnalyticsとUSERGRAMの両ツールを使用して企画案出しを行い、CVR向上につながった事例をご紹介します。

※本記事は、以下の記事の一事例をご紹介しています。
本編のUSERGRAMとGoogle Analyticsを併用した改善・施策の企画方法は以下をご覧ください。
▼詳細はこちら
【USERGRAM×Google Analytics】第三弾:改善・施策の企画での併用をご紹介

自然検索での流入を重視し、LPを作成

この企業では、自然検索での流入を重視し、「ダイエットサプリ」「ダイエット」などの自社商品と関連するキーワードで検索した際、キーワードに適したLPが検索上位にヒットするよう、SEO施策を行っていました。

Google Analyticsでキーワードごとのボリュームと効果を確認

企画案出しを行うにあたり、注力して行っていたSEO施策のボリューム(流入数)と効果(CVR)を確認することにしました。
Google Analyticsでキーワードごとの流入数やCVRをチェックしたところ、検索ボリュームが大きい「ダイエット」というキーワードの流入数は多いにも関わらず、CVRが0.5%とかなり低いことがわかりました

ただし、それが分かったところで具体的な改善案は浮かびませんでした。

そこで、「ダイエット」というキーワードのCVRを高めるべく、ユーザのつまづいている箇所を特定するためにUSERGRAMで行動観察を行いました。

USERGRAMで観察をすると、ユーザの不安が見えてきた

「ダイエット」という検索キーワード用のLPに流入し、CVしたユーザの行動観察を行ってみると、LPから離脱し、「FAQ」や「特定商取引法による表示」といったページを何度も閲覧する行動が見られました。

一方で、「ダイエットサプリ」という検索キーワード用のLPに流入するユーザは、もともとダイエットの手段をサプリに置いていてサプリに対する不安感が少ないからか、LPからスムーズにCVしていました。

これらのユーザの行動から、「ダイエット」というキーワードで流入するユーザは、ダイエットする手段は不明で、サプリに対して不安や懐疑心があり、FAQなどのページを見ているのではないか?と担当者は考えました。

ユーザの不安を取り除く改善案を企画

ダイエットの手段が未定だが、サプリには興味があって流入してきたユーザにスムーズにCVしてもらうにはどうすればいいか?と考えた担当者。

サプリに対する不安を持っているユーザに対し、疑念払しょく系コンテンツを入れたLPを作成し、ユーザの目につく場所に設置しました。
すると見事、「ダイエット」で流入してきたユーザのCVRアップを実現することができました。

Google AnalyticsとUSERGRAMを併用することで、思い付きではない改善・施策の企画が可能に

今回ご紹介した事例のように、

  • Google Analyticsの定量データで課題のある箇所を特定し
  • USERGRAMの行動データでユーザがつまづいている箇所を特定する

といった流れで改善案出しを行うことで、データに基づいた企画立案を行うことができ、成功確度も高まります。

改善・施策の企画案出しを行う際は、以下のステップでうまく両ツールをかけ合わせて活用することをおすすめします。

USERGRAMとGoogle Analyticsを併用して改善・施策の企画を行う方法の詳細は、下記の記事でご紹介しています。ぜひこちらも併せてご覧ください。

▼詳細はこちら
【USERGRAM×Google Analytics】第三弾:改善・施策の企画での併用をご紹介