商品同梱用のチラシやDM用のハガキなど、印刷費・送料といった経費がかさみやすい紙媒体こそ、きちんと効果検証・改善を行いたいですよね。
実は店頭販促や紙媒体による集客施策も、サイトへの導線があればUSERGRAMで分析することができるんです。
本記事では、紙媒体での販促を担当されている方に向けて、
- USERGRAMを使って分析する際の着眼点、観察時のポイント
- おすすめの観察タイミング
- 絞り込みのコツや便利なTips
をご紹介しています。ぜひご自身の業務・施策において、USERGRAMが生かせそうな領域を見つけてみてください。
目次
紙媒体のデザインや記載内容の見直しに使う
キャンペーン施策などの場合、チラシが分かりやすい内容になっているか、キャンペーンの概要などがきちんとユーザに伝わっているかが重要ですよね。
紙媒体からサイトに誘導する際にQRコードを使用していれば、該当の媒体から流入したユーザを抽出し、USERGRAMで観察を行うことができます。
紙媒体から流入したユーザが、スムーズにCVまでたどり着けているかチェック
サイト上の施策とは異なり、自社サイトやスマホの操作に慣れていない方も流入することの多い紙媒体での集客。だからこそ、スムーズにCVまでたどり着いてもらうことがCVRアップの鍵です。
特に会員登録フォームの入力やキャンペーンへの応募など、何かしらユーザにアクションを求めている場合は、手間取っていそうな箇所の操作方法や説明文を紙媒体に追記する、などの方法でカバーすることもできますよね。
ユーザがスムーズにCVできていない場合、自身でも紙媒体の記載内容を読んでからユーザと同じ手順でCVまで行ってみると、紙媒体・サイト両面での改善点が見つかりやすくなります。
オフライン販促におけるおすすめの活用タイミング
紙媒体の追加印刷のタイミングや、デザイン修正時が改善のチャンスです!
修正したくても、なかなか気軽にはできないのが紙媒体。
だからこそ、追加でポスターなどの印刷を発注するタイミングや、デザインを見直す際に何か改善点がないかUSERGRAMで観察するのがおすすめです。
QRコードには、パラメータを忘れずに!
紙媒体からの流入を判別するためには、サイトに遷移するためのQRコード作成時のURLに、パラメータを付与する必要があります。
また、紙媒体のデザインや内容に改善を加えた場合は、改善前後の数値比較を行うためにQRコード作成時のURLに付与するパラメータを変更するのも忘れないようにしましょう!
utmパラメータ内に差し替え日の日付などを入れておくと、いつ変更を行った紙媒体なのか判別が付きやすくなるのでおすすめです。
※utmパラメータなどを付与した長いURLでQRコードを作成すると、画像の目が細かくなりスマホで読み取りづらくなる可能性があるため、URLを短縮してからQRコードを作成するのがおすすめです。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です