これから実業務の中でUSERGRAMを使っていく皆さま向けに、業務内での活用シーンを検討いただく際のポイントや実際の事例をご紹介します。
この記事をもとに、貴社内での活用方法を考えてみましょう。
目次
USERGRAMを使いこなすために抑えるべきポイント
USERGRAMでの分析を実践し、成果に結びつけるためには「活用シーンを事前にしっかり定めること」が重要です。
活用シーンには「誰が」「いつ」「何を」「どのような目的で」USERGRAMで分析するのかといった項目も含まれます。
活用シーンが曖昧なままでUSERGRAMを業務に落とし込もうとしても、日々の業務に追われて「やったほうがいいとは分かるがついつい後回しに…」といった状況に陥ってしまいがちです。
USERGRAMの基本的な使い方を理解したら、まずはしっかりと活用シーンを定めましょう。そして活用シーンに沿ってPDCAを回していくことで、USERGRAMがより深く業務に定着し、成果も生まれやすくなります。
活用シーンは大きく2種類
USERGRAMを使いこなしている企業様では大きく2種類の活用シーンが見られます。
1つ目は、施策の実行タイミングに合わせて、1人~2人の担当者で観察する方法です。
集客施策を担当されている方等、一定頻度で施策を実施されている方にお勧めの活用方法です。
2つ目は、頻度を決めて観察会を定例で開催し、チームで一緒に観察を行う方法です。
サイト改善など、施策実行の頻度が高くない方や、まずは顧客の肌感をつけるのに活用したい方などにお勧めの活用方法です。
USERGRAMの導入目的や、担当施策に合わせてどちらの形が良いかご検討ください。
活用事例・方法のご紹介
USERGRAMご利用企業様における活用事例や、施策ごとのお勧めの活用方法・タイミングをご紹介します。
自分たちで実施するとしたら…と考えながらお読みいただき、活用のイメージを湧かせてみてください。
① 施策実施に合わせた活用
実際の活用事例
活用シーンの考え方やお勧めの活用例
② 定例的な観察会での活用
3種類のオススメパターンそれぞれの活用事例をご紹介します。実施の目的によって適した実施頻度・時間なども異なってきますので、どれが合いそうか考えてみてください。
活用事例
パターンA:週に1回・90分で施策の実行計画立てまで実施
「一定の期間内に成果を出したい」「サイト改善のPDCAをより早く回したい」という企業様にオススメです。
パターンB:隔週1回・1時間で改善案出しまで実施
「メンバーに、根拠のある改善案出しする習慣をつけてほしい」「自社に合ったペースで改善を回していきたい」という企業様にオススメです。
パターンC:週3回・30分でユーザの肌感をつけることを目的に実施
「チームメンバーに、自社サイトやユーザに対する理解を深めてほしい」「メンバー間での共通言語化を進めて、施策検討をスムーズにしたい」という企業様にオススメです。
観察会のススメ
観察会のメリット・実施方法・Tipsをご紹介しています。詳細検討する際にご活用ください。